城山小学校で自然観察の授業を行いました

今日は、有給をとって、城山小学校4年生の理科の授業の対応をおこないました。
この活動は、今年の3月(昨年度末)に、娘の担任だった先生からお話しをいただいたのがきっかけで始まったもので、今年度も四季で4回の対応をおこなうことになっています。スタッフは、城山トコロジストの会のメンバーに呼び掛けたところ、4名が手をあげて、私を含め5名での対応でした。
流れとしては、学校の前の緑地の前に集合し、その緑地で1時限目に1組、2時限目に2組、3時限目に3組の自然観察を指導し、4時限目にホールで3クラス合同のまとめをおこなうというものです。

今回扱ったテーマは、4つ。

「ニセアカシアの木はどこまで広がるか」
「クズとコフキゾウムシ」
「ホタルブクロの花のつくり」
「アリとアブラムシ」
ニセアカシアの観察では、実際に林の中に生えている実生が、親木からどのくらい離れているかはかったり、クズの草原では、各自でコフキゾウムシを探してもらったりと、なるべく体を動かした観察を主体にしました。
4時限目のまとめでは、テレビで写真を見ながら、それぞれのテーマをもう少し掘り下げるようなお話をして、最後に城山公園でおこなっている観察会のPRをして終了です。

3月に行った前回のときもそうだけど、この年頃の子どもたちは知的好奇心が旺盛で、観察力も鋭い。幼児とはまた違った面白さがあるなと思いました。

質疑のところでは、かなりの数の質問が出ていたので、子どもたちの好奇心を刺激することには成功したように思います。
終了後の感想文を読むと、こちらが話した内容をよく理解しているなというものの他、
「この林はいつも目にして知っているつもりになっていたけど、こんなに面白い生きものの世界があることに驚いた。理科が好きになりそう。」
なんて嬉しい感想もありました。
残りの4回の活動も、同じ緑地をフィールドにしたいと思っています。そして、一年間たったときに、この場所が子どもたちにとって忘れられないお気に入りの場所になっていたらいいなと願っています。

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